【冬の合宿免許に関する調査】「雪道走行が難しい」「教習所が寒かった」など大変さはあるものの、約9割が合宿先に満足できたと回答!
冬に合宿免許に参加しようと思った理由1位は「他の時期より安かったから」
冬に合宿免許に参加した経験がある方を対象に、「冬の合宿免許」に関する調査を実施しました。
合宿免許を検討していて、どの季節に参加するとよいのか悩んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
冬の合宿免許には、冬のアクティビティ体験や料金面のメリットなど、いろいろな魅力がありそうです。
冬に合宿免許に参加した方は、どのような理由で参加を決めたのでしょう。
そこで今回は冬に合宿免許に参加した経験がある方を対象に、「冬の合宿免許」に関する調査を実施しました。
<調査サマリー>
・冬の合宿先として選んだエリアTOP3は「関東」「東北」「近畿」
・約9割が選んだ合宿先について満足できたと回答
・冬の合宿免許に参加しようと思った理由は「他の時期より料金が安かったから」「他の時期より空いているから」が上位に
・寒さ対策として「防寒具」や「カイロ」を準備した方が多い結果に
調査概要:「冬の合宿免許」に関する調査
【調査日】2024年10月23日(水)~2024年10月24日(木)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,017人
【調査対象】調査回答時に冬に合宿免許に参加した経験があると回答したモニター
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
合宿先に選んだエリアはここ!その理由1位は『料金が安い合宿先があったから』
はじめに、「合宿先に選んだエリアを教えてください」と質問したところ、『関東(28.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『東北(14.2%)』『近畿(12.1%)』となりました。
合宿先として、約3割の方が関東を選んだことが判明しました。
また東北、近畿といった回答も寄せられました。
では、なぜそのエリアを合宿先として選んだのでしょうか?
「冬の合宿免許にそのエリアを選んだ理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『料金が安い合宿先があったから(51.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『冬季限定のイベントや特典があったから(23.3%)』『雪が降るところで雪道教習を受けたかったから(19.3%)』となりました。
約半数の方が、料金の安さで合宿先のエリアを選んだことが判明しました。
また季節限定のイベントや特典などもエリア選定の要因となったことが示されました。
そのような理由で選んだエリアで合宿を終えて、どの程度満足されたのでしょうか。
そこで、「選んだ合宿先の満足度を教えてください」と質問したところ、約9割の方が『とても満足できた(37.6%)』『やや満足できた(52.6%)』と回答しました。
■選んだ合宿先に満足できた?
【とても満足できた】
・スピーディーに取得できた(40代/女性/山梨県)
・丁寧に教えてくれました(40代/男性/神奈川県)
・信号が少ない町だったので、緊張少なく走ることができた(40代/男性/静岡県)
【やや満足できた】
・雪の運転は役に立った(20代/男性/群馬県)
・費用を抑えられたから。時期的に人があまりいなかった(20代/女性/東京都)
・宿泊施設が快適だったから(40代/女性/広島県)
【あまり満足できなかった】
・運転しづらかった(20代/女性/千葉県)
・山が近く交通量が少なかった(30代/男性/茨城県)
・寒かったから(40代/女性/宮城県)
【まったく満足できなかった】
・価格が高すぎた(30代/男性/愛知県)
冬に合宿免許に参加しようと思った理由は『他の時期より料金が安い』『他の時期より空いている』
では、冬に合宿免許に参加しようと思った理由は何なのでしょうか?
「冬に合宿免許に参加しようと思った理由を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『他の時期より料金が安かったから(39.8%)』と回答した方が最も多く、次いで『他の時期より空いているから(32.8%)』『学校や会社が休みだったから(31.4%)』となりました。
費用の安さや混雑回避、まとまった休暇を取れるといった理由で、冬に合宿免許に参加した方が多いようですが、寒さ対策などの準備はしたのでしょうか?
「どのような寒さ対策をして合宿免許に参加しましたか?(複数回答可)」と質問したところ、『防寒具を用意した(ダウンジャケット、手袋、マフラーなど)(52.1%)』と回答した方が最も多く、次いで『使い捨て・充電式カイロを用意した(30.8%)』『保温性の高い水筒とホットドリンクやスープの素などを用意した(26.6%)』『防寒用のインナーを用意した(26.5%)』となりました。
防寒具やカイロ、ホットドリンクやインナーなどで防寒対策をした方が多く、冬に合宿免許に参加する場合は寒さ対策が必須である様子がうかがえます。
積雪のある地域の教習所では、レインブーツ等、積雪対策用品の用意に関して注意喚起しているところもありますが、『レインブーツ等、積雪対策用品を用意した』と回答した方は僅かであることが示されました。
冬の合宿免許に参加して大変だったこととは?
次に、「冬に合宿免許に参加して大変だったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『雪道の走行が難しく、試験の難易度が上がった気がした(27.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『教習所や宿泊施設の暖房がきかず寒かった(24.9%)』『洗濯物が乾かなかった(22.5%)』『大雪などの悪天候により教習スケジュールが変更された(22.3%)』となりました。
雪道の走行が難しいことや教習所や宿泊施設が寒かったといった回答が多く、厳しい冬の環境が合宿の負担要因となっている様子がうかがえます。
そのような環境で、どのような持ち物が役に立ったのでしょう。
「冬の合宿免許で役に立った持ち物を教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『防寒具(ダウンジャケット、手袋、マフラーなど)(33.4%)』と回答した方が最も多く、次いで『防寒用のインナー(29.0%)』『使い捨て・充電式カイロ(26.2%)』となりました。
冬の合宿免許では防寒具やインナー、カイロなど、さまざまな防寒アイテムが重宝されていることが示されました。
では、冬の合宿免許に参加してよかったと思うことはあるのでしょうか?
「冬に合宿免許に参加してよかったことを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、『他の時期より料金が安かった(37.6%)』と回答した方が最も多く、次いで『参加者が少なく、スムーズに教習を受けられた(24.3%)』『スキーやスノーボードなどの冬のアクティビティを楽しめた(23.9%)』『その地域の冬のイベントを楽しめた(23.2%)』となりました。
他の時期よりも料金が安いことや少人数のためスムーズに教習を受けられたこと、地域の季節限定アクティビティを楽しめたことなどが冬の合宿免許の魅力として挙げられる結果になりました。
最後に、冬に合宿免許に参加する方へのアドバイスを聞いてみました。
■冬に合宿免許に参加する方へのアドバイス
・楽しくて安いからおすすめ(20代/男性/東京都)
・混んでないので受けやすい(20代/女性/東京都)
・防寒着を持っていった方がいい(30代/男性/沖縄県)
・地方は寒いため温かくした方がいい。アイスバーンに気を付けてください(40代/神奈川県)
冬の合宿免許参加において、防寒対策を準備することやアイスバーンに注意といったアドバイスが見られました。
冬の合宿免許に防寒対策は必須であることが判明
今回の調査で、冬の合宿免許に参加した方の満足度が明らかになりました。
多くの方が、料金の安さや冬季限定のイベント・特典を理由に関東、東北、近畿の合宿先を選び、費用や快適さを重視した実用的な理由が多く挙げられました。参加者の多くは防寒具やカイロなどで防寒対策を行い、持ち物準備が冬季参加の重要なポイントであることもわかりました。
一方で、雪道の走行や暖房不足など、冬ならではの課題もありますが、料金が安く、参加者が少ない中で限定のイベントやアクティビティを楽しめたことで、多くの方が満足しています。
料金を抑えたい方や、空いている時期を狙う方は、防寒対策をしっかり整えて冬の合宿免許を検討してみてはいかがでしょうか。