徹底比較、通学教習と合宿教習

合宿免許を検討中「通学と比較してどんな違いがあるんだろう?」という疑問を持ったことはないですか?


このページではそんな疑問をお持ちの方に、合宿・通学の違いやメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

目次

合宿・通学別のメリット・デメリット

合宿・通学それぞれの入校から免許取得までの流れ

みんなどっちで取ってるの?合宿・通学別の免許取得者数

合宿・通学別のメリット・デメリット

まずはメリット・デメリットを整理しましょう。
項目別に比較すると、以下のようになります。
※最も取得者の多い普通自動車で比較しています
教習料金
合宿

18万~50万円程

プランや時期により大きく異なります。

プランの面ではリーズナブルな学校寮の食事なしプランから、リッチなリゾートホテルに滞在するプランまで数多くのプランが存在します。

時期の面では、オフシーズンは18万~28万円程春・夏休みシーズンは30万~50万円程と入校時期によって大きく異なります。

春・夏休みの開始からピークに向けて徐々に料金が上がっていき、終了時期に向けて徐々に下がっていくため、お休み開始直後や終了間際など、タイミングによっては春・夏休みでもオフシーズンに近い料金で参加が可能です。

ただし、このような値段が上がる前・下がった直後の時期は非常に人気が高く、入校の5ヶ月以上前に完売することも珍しくありません。

※合宿免許の安さの秘密は合宿免許Q&Aの「Q.合宿免許が安いのはなぜ?」部分をご確認ください。

通学

28万~35万円程

地域差もありますが、おおよそこのくらいの教習所がほとんどです。

短期コースや延長保証などのオプションをつける場合は、別途オプション料金がかかります。

延長保証
合宿

あり

ほとんどの場合、延長時の保証がついています。
唯一、仮免学科試験だけはどの教習所も保証がありません。不合格時は再試験料1,700円(非課税)となります。

通学

オプションとしてあり

ほとんどの場合、通常コースには保証がありません。
延長保証オプションとして、追加料金を支払うことで保証が付く形が主流です。

交通費
合宿

支給あり

ほとんどの場合、合宿校は交通費の支給を実施しています。

上限はありますが、例えば東北の教習所なら「東京駅からの往復新幹線料金相当額支給」など、大きな駅からの往復交通費を上限支給額に設定しているケースが多いため、お客様の交通費負担はほぼ発生しません。

通学

送迎バスあり

ほとんどの場合送迎バスが巡回していますので、ご利用いただく事で交通費の負担は発生しません。
ただし、最寄り駅に送迎が無く電車等で移動する場合の交通費は自己負担です。

取得期間
合宿

約2週間

普通車ATなら14日間~、MTなら16日間~の短期取得が一般的です。

通学

2~4ヶ月程度

教習所に行ける時間と教習所の空きがどの程度重なるかによりますが、通常は2~4ヶ月ほどかかるのが一般的です。

優先予約などのオプションをつけることで1ヶ月程度で取得が可能な教習所もありますが、別途オプション料金がかかります。

教習内容
合宿

通学

同じ

取得期間の差が大きいので勘違いされがちですが、受けなければいけない教習内容、教習時間は法令で定められているため合宿も通学も全く一緒です。

教習間隔
合宿

毎日

短期卒業を実現するため、毎日教習を実施します。

毎日運転することになるので運転に対する「慣れ」は早いですが、教習の進みが早くなるため仮免許筆記試験の自習時間などは限られます。

通学

週に1、2時限

教習所に行ける時間と教習所の空きがどのくらい重なるかによりますが、多くの場合は週に1、2時限程度。

そのため、卒業までの日程が長くかかってしまいますし、間が開くため前回運転した際の感覚を忘れてしまっているなんてことも。。。

教習環境
合宿

自宅周辺とは異なる道路環境

教習所内の設備や環境は通学・合宿で大きく異なることはありません。

もちろん道路環境は地域によって異なりますし、「知ってる自宅周辺の道の方が安心」という方は多いと思います。

しかし、結局知らない道を走る機会は沢山ありますので大きな要素にはならないと言えます。

もし交通量の差が気になるなら、交通量の多い都市部の教習所に合宿入校するという手段もあるため、単純に合宿だから・通学だからといって教習環境に差が出るわけではありません。

通学

自宅周辺の道路で教習

自宅近くの教習所なら、路上教習も自宅周辺を走行する可能性が大。

ただし、「免許取得後もいつも走っている道以外は走らない」なんて方はほぼ居ないでしょうし、上記で書かせていただいた通りそれほど気にする必要はないと言えます。

アルバイト等
合宿

不可

合宿教習の場合は入校~卒業まで滞在していただく形になるため、バイトのシフトを空けて頂く必要があります。

唯一のメリットは卒業が早い分、運転免許が必要なバイトが早く始められることくらいでしょうか。。。

通学

継続して可能

ご自身の都合に合わせて教習予約を取るため、バイトのシフトが入っている時に教習を入れなければ両立が可能です。

ただし、最初の教習開始~卒業検定までは9ヶ月以内に終わらせないといけないという法令上の定めがあります。

「バイトを入れすぎて期限内に終わらなくなってしまった!」なんてことが無いようにご注意ください。
※万が一期限が切れてしまった場合は今までの教習が無効となり、やり直しになります。教習費も払い直しになるのでくれぐれもご注意ください。

遊び
合宿

レジャー要素あり

空き時間は自由に過ごせるので自由に観光できますし、教習所によってはマリンスポーツ・ウィンタースポーツが楽しむことができます。
入校前・卒業後に途中下車して観光される方もいらっしゃいます。
※あくまでご自宅~教習所間の交通費が支給対象となりますので、途中下車によって発生する差額は自己負担です。

卒業が早いので、その分早く車を使ってレジャーに出かけられるという要素も見逃せません。

通学

自由に出かけられる

自分の都合に合わせて教習予約を入れられるので、遊ぶ予定がある日に教習を入れなければ問題なく出かけられます。

ただし、遊びに時間を割きすぎて教習期限が切れてしまわないようご注意ください。

新しい友人との出会い
合宿

多い

合宿校には全国様々な場所から教習生が集まります。
入校日が同じなら教習時間も一緒になることが多く、全員が「免許の取得」という共通目標を持っているため仲良くなりやすく、友達の輪を広げる大チャンスと言えます。

通学

少ない

通学の場合は自宅近くの教習所となるため顔見知りが多く、新しい出会いは合宿と比べて少ないです。

この表だけ見ると合宿の方が優れているように見えますが、残念ながら実際には2週間近く仕事や学業の予定を空けることは難しいと言わざるを得ません。

学生の夏休みや春休みであれば合宿期間の確保は比較的容易ですが、その間バイトのシフトを入れることはできませんし、この時期は合宿料金も上がってしまうため通学と同程度か逆に高くなってしまう教習所もあります。
※逆に、この時期でも通学より安い教習所は非常に人気で、入校日の3ヶ月以上前に予約が埋まることも珍しくありません。

長期休みの時期も短期取得というメリットは変わらず受けられますが、金額は通学とさほど変わらないためメリットが半減してしまうと言っても過言ではないでしょう。

そのため難しいとは思いますが、時間の都合がつくなら是非ともオフシーズンでの合宿参加をおススメします。

合宿・通学それぞれの入校から免許取得までの流れ

各段階に要する期間が異なるだけで、実は、免許取得までの流れは合宿も通学も変わりません。

入校

既定の教習を受ける

卒業

住民票住所地の試験場で本免学科試験

免許交付
という流れは通学も合宿も同じです。

ただし、教習を受け始めてから受け終わるまでの期間や予約の取り方に違いがあります。
詳しく見ていきましょう。
※最も取得者の多い普通自動車で比較しています

予約・入校手続き
合宿

合宿の場合はまず入校希望日を決めてWEB・電話で予約を行います。
予約はスムーズに進めばお電話いただいてから10~20分ほどで完了します。
※希望日に空きがなく再検討される場合や、特殊な事情がある場合は内容に応じて時間がかかります

案内書類が自宅に届くので、先に申込書の記入・返送やお支払い手続きを済ませます。

予定していた入校日を迎えたら集合場所(教習所最寄り駅など)に行き、送迎バスで教習所に向かいます。

教習所に着いたら必要書類への記入や視力などの検査を行います。

通学

通学の場合はWEBや電話もしくは直接教習所に出向いて入校の意思を伝えます。
合宿と同じくこの段階ではさほど時間はかかりません。

教習所で教習料金のお支払い、申込書や必要書類への記入・視力などの検査を行います。
※保護者同伴でない未成年の場合、一度申込書を持ち帰って保護者に申込書記入や支払い手続きなどを行ってもらいます。

入校案内・適正検査
合宿

1~2時間程度

合宿免許生活の過ごし方や施設の説明などを聞き、筆記試験のような運転適性検査を受けます。

あらかじめ教習予定が組まれているので、終了後はそのまま教習に移ります。

通学

1~2時間程度

教習予約の取り方や施設の説明などを聞き、筆記試験のような運転適性検査を受けます。

終了後、最初の教習の予約をします。

第一段階(入校~仮免許の取得まで)の教習、仮免許の取得

教習所のコース内で技能教習(実際に車を運転して行う教習)や、教室で学科の教習(座学)を受けます。

第一段階の教習をすべて受け終えると、修了検定(運転して行う試験)・仮免学科試験(教室で行う筆記試験)を受けて頂き、合格すると仮免許が交付されます。

仮とはいえ免許証となるため、修了検定は18歳のお誕生日以降でないと受けることが出来ません。

第一段階の教習を受け終えるまでの期間は通学・合宿で大きく異なりますが、受ける必要のある教習時間や内容は通学も合宿も同じで、技能15時限(ATは12時限)、学科10時限です。

合宿

1週間程度

教習所に着いたその日から実際に車を運転する教習があります。

合宿は基本的に毎日教習となるため、入校から第一段階完了までは約1週間で完了します。

そのため、合宿では早くても18歳の誕生日の約1週間前からしか入校ができません。

通学

1~2ヶ月程度

受ける教習内容や時間は合宿と同じですが、毎回教習を受け終えてから次の教習の予約を行います。

数時間後や翌日の予約ができる事はまれで、多くの場合は数日後の予約しか取れないため第一段階完了までに1~2ヶ月ほどかかります。
※他の予定を入れすぎて教習間隔を空けてしまったり、混み合う時期の場合は更に時間がかかります。

そのため、通学では18歳の誕生日の数ヶ月前から入校できます。

第二段階(仮免許取得~卒業まで)の教習、卒業証明書の取得

仮免許を取得してからは実際の路上に出て技能教習を受けます。
第一段階の時と同じく教室で学科の授業も受けます。

第二段階の教習を受け終えるまでの期間は通学・合宿で大きく異なりますが、受ける必要のある教習時間や内容は通学も合宿も同じで、技能19時限、学科16時限です。

第二段階の教習をすべて受け終えると、卒業検定(運転して行う試験)を受けます。
合格後に卒業証明書を受け取り、教習所は卒業となります

合宿

1週間程度

卒業後はその日の内に自宅に帰ることができます。
合宿の場合は入校から卒業までで、普通車ATなら最短13泊14日間、普通車MTなら最短15泊16日間です。

通学

1~2ヶ月程度

第一段階と同じで教習が終わってから次の予約を取る形なので、有料の短期オプションなどに加入しなければ入校から卒業までで早くても2、3ヶ月はかかることがほとんどです。

自分のペースでゆっくり取得を希望する場合も、9ヶ月以内に卒業検定まで進まないとこれまでの教習が無効になってしまうので注意しましょう。

卒業~免許取得まで
合宿

通学

1日程度

卒業証明書を持って、住民票を置いている都道府県の運転免許試験場(免許センター)で本免許の学科試験を受けます。
無事合格すると、運転免許が交付されます。

もし不合格になってしまった場合は、後日再受験します。
※卒業証明書の有効期限は卒業後1年間で、期限内なら何度でも受験可能です。

期間を空けるとせっかく覚えたことを忘れてしまうので、なるべく早めの受験・合格を目指しましょう。

いかがでしたか?
合宿と通学の違いや、どの部分で差が出るかご理解いただけたと思います。

みんなどっちで取ってるの?合宿・通学別の免許取得者数

合宿・通学どちらの形式で免許取得している方が多いのか、気になりますよね。

結論から申し上げますと、通学での取得者が9割と言われています。
実は合宿で免許取得している方は少数派なんですね。

というのも、全国には教習所が約1200校ありますが、このうち合宿教習を実施している教習所は約300校だけ。

加えて、合宿校も合宿教習だけ実施しているわけではなく、地元生の通学教習も実施しています。

つまり教習所業界全体の教習枠に対し、そもそも合宿枠自体が圧倒的に少ないのです。

そのため春休みなどの混み合う時期は、全国すべての教習所の合宿枠が売り切れになります。

参加のために2週間近く予定を空けることが出来て、更にその期間に合致する数の限られた入校予約を取れた方だけが、合宿免許に参加できるというわけです。

もちろん早期にご予約いただければ、その分参加できる確率は高くなります。

教習料金や取得期間の面では非常にメリットが大きいので、時間に都合のつく方は是非合宿免許への参加を検討してみてください!

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