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免許を取らなかった人の“後悔”に関する調査

【免許を取らなかった人の“後悔”に関する調査】社会人の約4割が「学生のうちに取るべきだった」と“後悔”の経験あり!?リアルな声とは…?
社会人になって取得を考えたことはあるものの、行動に移せていない方もいることが判明

学生のときに免許を取らなかった方を対象に、「免許を取らなかった人の“後悔”」に関する調査を実施しました。

免許がなくても特に問題はないと思っていたけれど、社会人になってから「学生のうちに免許を取っておけばよかった」と後悔する方もいるでしょう。

では、学生のときに免許を取らなかった方は、どのような理由で学生のときに免許を取らなかったのでしょうか。
また、免許を取らなかったことをどの程度後悔し、実際にどのようなときに免許を取っておけばよかったと思うのでしょう。

そこで今回は学生のときに免許を取らなかった方を対象に、「免許を取らなかった人の“後悔”」に関する調査を実施しました。

<調査サマリー>

・学生時代に免許を取らなかった主な理由は「費用」「時間」「必要性」
・約4割が「社会人になって後悔した」と回答。2人に1人は就職活動への影響もあり
・半数以上が社会人になってから免許を取得
・免許を取ろうと思いながらも行動できない理由は「必要性を感じない」が最多
・約4割が「学生のうちに取っておけばよかった」と回答。理由は「時間の余裕」
・合宿免許の魅力は「短期間で集中できる」が最多

<調査概要>


 調査概要:「免許を取らなかった人の“後悔”」に関する調査
【調査日】2025年4月11日(金)~2025年4月12日(土)
【調査方法】PRIZMAによるインターネット調査
【調査人数】1,001人
【調査対象】調査回答時に学生のときに免許を取らなかったと回答したモニター
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ

学生のときに取らなかった理由第1位は「費用が高かったから」!

「学生のときに免許を取らなかった理由は何ですか?(複数回答可)」「社会人になってから免許がなくて後悔したことはありますか?」

はじめに、「学生のときに免許を取らなかった理由」について尋ねたところ、『費用が高かったから(38.8%)』と回答した方が最も多く、『時間がなかったから(34.9%)』『必要性を感じなかったから(27.8%)』となりました。

上位に挙がった回答は、いずれも「学生生活における制約」に関わるものであり、経済的な事情や学業・課外活動の多忙さが免許取得の妨げになっていたことがわかります。
また、『必要性を感じなかったから』という回答も3割近くにのぼり、学生生活において「運転する理由」が見つけにくかった様子もうかがえました。

では、社会人になってから免許を持っていないことに対して、どの程度の後悔があるのでしょうか。

「社会人になってから免許がなくて後悔したことはあるか」と尋ねたところ、約4割の方が『とてもある(20.2%)』『ややある(23.6%)』と回答しました。

約4割が、免許を持っていないことによる不便や後悔を経験したことがあるようです。
また、『まったくない』と回答した方も約3割おり、免許の必要性は個人のライフスタイルや居住地域によって異なることが示されましたが、免許の有無は就職活動にどの程度影響があったのでしょう。

「就職活動に免許の有無は影響しましたか?」「どのようなときに免許がなくて後悔しましたか?(複数回答可)」

「就職活動に免許の有無は影響したか」と尋ねたところ、『とても影響した(13.4%)』『やや影響した(18.6%)』と回答した方が約3割となり、約3人に1人が影響を感じていることがわかりました。

『影響した』と回答した方はそこまで多くはないものの、業種や勤務地によっては、免許の有無が採用条件に含まれるケースもあり、職種選びの幅に制限が生じた可能性が考えられます。

では、先程の質問で、社会人になってから免許がなくて後悔した経験があると回答した方がいましたが、具体的にどのような場面で免許がなくて後悔したのでしょうか。

先程の質問で『とてもある』『ややある』と回答した方に聞きました。

「どのようなときに免許がなくて後悔しましたか?」と尋ねたところ、『車でないとアクセスが不便な場所に行きたかったとき(40.9%)』が最多となり、『仕事で必要になったとき(37.7%)』『外出時に他の人に運転してもらわなければならなかったとき(31.1%)』となりました。

「自由に移動できない不便さ」に関する回答が上位になり、免許の有無が行動の自由度や社会的役割に影響する実態が浮かび上がりました。
また、『免許が必要な職種の求人に応募できなかった』という声もあり、キャリア選択にも制限を与えているケースもあるようです。
こうした不便さは一時的なものではなく、日常的に生じることが多いことから、後悔につながりやすいといえるでしょう。

半数以上が「社会人になってから免許を取得」!しかしながら行動に移せていない方もいることが判明

続いて、社会人になってから免許取得の意識の変化についてうかがいました。

「社会人になってから免許を取ろうと思ったことはありますか?」「免許を取ろうと行動していない理由を教えてください(複数回答可)」

「社会人になってから免許を取ろうと思ったことはあるか」と尋ねたところ、以下のような回答結果になりました。

『思ったことがあり、免許を取った(56.6%)』
『思ったことがあり、教習所に通っている(4.6%)』
『思ったことがあり、具体的に免許を取る計画を立てている(7.8%)』
『思ったことがあるが、行動には移していない(6.8%)』
『思ったことはない(24.2%)』

すでに、免許を取得、教習所に通っている、あるいは免許取得の計画を立てている方が約7割いる一方で、思っていても行動に移していない方が少数いるようです。
また、『思ったことはない』と回答した方も一定数おり、「免許がないままでも生活できる」という選択もあることが示されています。

では、なぜ「免許を取ろう」と思いながらも行動できないのでしょうか。
前の質問で『思ったことがあるが、行動には移していない』『思ったことはない』と回答した方に聞きました。

「免許を取ろうと行動していない理由」を尋ねたところ、『必要ないと思うから(49.7%)』が半数近くを占め、『モチベーションが続かないから(17.4%)』『忙しくて教習所に通う時間がないから(14.8%)』となりました。

この結果から、「後悔や必要性は感じるが、それでも優先度が低い」といった様子がうかがえます。
また、モチベーション継続が難しかったり免許取得に費やす時間が確保できなかったりといった理由もあることがわかりました。

約4割が学生のときに免許をとっておけばよかったと思っている!

学生のときに免許を取っておけばよかったと思いますか?学生のときに免許を取っておけばよかったと思う理由を教えてください(複数回答可)

では、今振り返ってみて、学生のときに免許を取っておけばよかったと感じている方はどの程度いるのでしょうか。

「学生のときに免許を取っておけばよかったと思うか」と尋ねたところ、約4割の方が『とてもそう思う(17.1%)』『ややそう思う(22.3%)』と回答しました。

免許の価値を社会人になってから改めて認識した方がいるようですが、その理由として何が挙げられるのでしょうか。

前の質問で『とてもそう思う』『ややそう思う』と回答した方に、「学生のときに免許を取っておけばよかったと思う理由」について尋ねたところ、『学生の方がまとまった時間を確保しやすいから(55.3%)』が最も多く、『就職活動や仕事で免許が必要になったから(30.5%)』『社会人になると定期的に教習所に通うのが難しくなるから(25.1%)』となりました。

時間的な自由度の高さや、就職活動や仕事での免許の必要性などが、学生時代の取得を推す大きな理由となっているようです。

免許取得には、「教習所に通う」あるいは「合宿免許」といった選択肢がありますが、合宿免許の特徴で魅力的だと思うことは何なのでしょう。

「合宿免許の特徴で魅力的だと思うものを教えてください(複数回答可)」「学生のときに免許を取るなら合宿免許を検討するのもよいと思いますか?」

「合宿免許の特徴で魅力的だと思うもの」を尋ねたところ、『短期間で集中的に学ぶことができる(48.3%)』が最多で、『通学よりも費用が安い(32.5%)』『予約やスケジュール管理をする必要がない(23.2%)』となりました。

そこで、「学生のときに免許を取るなら合宿免許を検討するのもよいと思うか」と尋ねたところ、約6割の方が『とてもそう思う(21.8%)』『ややそう思う(39.1%)』と回答しました。

合宿免許の特徴である効率性やコストパフォーマンスの高さなどに魅力を感じる方が多く、実際に学生のうちに取得するなら、合宿免許という選択肢はより現実的なものと捉えられていることがわかりました。

【まとめ】約4割が学生のうちに取っておけばよかったと回答!理由は「時間的な自由度の高さ」


今回の調査で、学生時代に免許を取得しなかった方の多くが、社会人になってからその選択に一定の「後悔」を感じている実態が明らかになりました。

取得しなかった理由として「費用の高さ」や「時間のなさ」が多く、「不要だった」からという理由だけではなく、「取れなかった」という環境要因が大きく作用していたことがわかりました。
加えて、「必要性を感じなかった」という回答もあり、学生生活における価値観のズレも影響していた様子がうかがえました。

一方で、約4割が「社会人になってから免許がなくて後悔した経験がある」と回答しています。
理由として、「自由に移動できない不便さ」に関する回答が上位になり、移動手段としての自由度の欠如が大きなストレス源になっている実態が示されました。
さらに、就職活動への影響も無視できず、約3人に1人が「何らかの形で影響があった」と認識しているようです。

このような背景から、社会人になってから免許を取った方は約6割、現在通っている方や取得を計画中の方も含めると約7割が行動に移していることがわかりました。
しかしながら、行動に移せていない方の多くは「必要性を感じない」「モチベーションが続かない」といった内的要因や、「時間が取れない」といった生活上の制約を理由に挙げており、「取りたいが取れない」ジレンマが存在していることがうかがえました。

また、「学生のうちに免許を取っておけばよかった」と感じている方は約4割になり、理由として「時期としての最適性」が挙げられました。
そのようなことから、合宿免許のように短期間で取得できる手段は、効率性・経済性・スケジュールの立てやすさなどで高い評価を得ており、学生にとって現実的な選択肢として捉えられていることがわかりました。

これから社会人になる方は、学生のうちに短期間で取得できる合宿免許を検討してみてはいかがでしょうか。

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