合宿免許に通うまで

合宿免許に参加した時期と経緯について

はじめに、合宿に参加した年齢やきっかけについて伺いました。

「合宿免許には、何歳の時に参加しましたか？」と質問したところ、『19歳以下（45.2％）』と回答した方が最も多く、次いで『20～24歳（41.5％）』と続きました。

合宿免許に参加するのは10代が最も多いということが判明しました。
どのようなきっかけで合宿免許を知ったのか具体的に聞いてみました。

「運転免許取得までの時間も費用もできる限り抑えたい！」
そんな願望を叶えてくれるのが合宿免許といえそうです。

■合宿免許を知ったきっかけとは？
・友達に誘われた（10代／女性／石川県）
・大学生協（30代／男性／神奈川県）
・高校の友達が夏休みに行くと言っていたので（30代／女性／愛知県）
・大学の掲示板に掲載されていた（30代／男性／滋賀県）

生協や友人の誘いなど、学生時代に大学内で合宿免許の存在を知ったという方が多いようです。

合宿免許の魅力と、不安に思いがちなことは？

合宿免許には、10代の学生が多く参加することがわかりました。
では、実際に合宿免許に参加した方は、どのような点が魅力だと感じたのでしょうか。

「合宿免許のどのような点が魅力だと感じましたか？近いものを教えてください（複数回答可）」と質問したところ、『短期間で免許取得できる（79.2％）』と回答した方が最も多く、次いで『教習所に通うよりも費用が安い（44.1％）』『他の参加者と知り合いになれる（交流イベントなど）（13.6％）』と続きました。

およそ8割の方が、短期間で免許を取得できることがメリットと回答しています。
学生の場合、夏休みなどを利用して合宿免許に参加する方が多いのかもしれません。

では、合宿免許に不安な点はあったのでしょうか。

そこで、「合宿免許のどのような点が不安でしたか？近いものを教えてください（複数回答可）」と質問したところ、『延長せずに最短期間で合格できるか（58.2％）』と回答した方が最も多く、次いで『参加者と相性が良いか（相部屋の場合）（32.5％）』『教官と相性が良いか（26.9％）』と続きました。

およそ6割の方が、最短期間で合格できるかどうか不安だったと回答しています。 また、参加者や教官との相性や食事など、合宿先の環境について不安だったという方も少なくないことが明らかになりました。

合宿免許の情報は、何を使ってどのようなことを収集している？

短期間で免許を取得できることが合宿免許のメリットだと考える方が多いことがわかりました。 一方、不安な点として、延長せずに最短期間で合格できるかどうかを挙げている方が多く見られました。

免許の情報収集について伺いました。

「合宿免許に参加する前に、どのような情報について調べましたか？（複数回答可）」と質問したところ、『合格までにかかる平均日数や最短期間（45.4％）』と回答した方が最も多く、次いで『教習料金や宿泊料、食事代などの費用（41.4％）』『入校から免許取得までの流れ（37.8％）』と続きました。

合宿の期間や料金などをしっかり情報収集してから参加する方が多いようです。

では、情報収集はどんな手段で行っているのでしょうか。

そこで、「それらの情報収集先（方法）として当てはまるものを教えてください（複数回答可）」と質問したところ、『検索エンジン（33.2％）』と回答した方が最も多く、次いで『パンフレットやリーフレット（31.5％）』『合宿免許先の自動車学校のWebサイト（30.4％）』『合宿免許の比較サイト（20.5％）』『口コミや利用者からの評判など（20.3％）』と続きました。

合宿免許に参加する前には、さまざまな手段で情報収集をしていることがわかりました。 事前にしっかりと調べて、万全な準備をして臨みたい方が多いと思われます。

事前の準備次第で過ごし方が変わる？特に必要な準備は？

ここまでの調査で、合宿免許の情報を入念にリサーチする方が多いことがわかりました。

次に、合宿免許に参加する前の準備について伺いました。

「合宿免許に参加する前の準備（情報収集や持ち物など）次第で、合宿免許期間の過ごし方は変わると思いますか？」と質問したところ、『とても変わると思う（26.6％）』『やや変わると思う（50.1％）』『あまり変わらないと思う（20.5％）』『まったく変わらないと思う（2.8％）』という回答結果になりました。

およそ8割の方が、合宿免許の準備をしっかりすることで過ごし方が変わると回答しましたが、特にどのような準備が必要だったと考えているのでしょうか。

そこで、「合宿免許に参加する前に特に必要だと思うのは、どのような準備ですか？」と質問したところ、『延長してしまった場合に備えて、余裕を持たせた日数スケジュール（41.0％）』と回答した方が最も多く、次いで『合宿免許先に関する入念な下調べ（35.5％）』『小物類の選定（薬類やコンセント、ビニール袋など）（14.9％）』『参加に際しての万全な体調管理（8.1％）』と続きました。

4割以上の方が、合宿免許に参加する際には、スケジュールに余裕を持たせておくことが重要と回答しました。 また、合宿先の下調べについても入念にしておくべきだと考える方が多いようです。

自分に合った合宿免許って、どのようにして探したら良い？

合宿免許の参加にあたっては、スケジュールや環境の下調べなど、入念な準備が大切だと考える方が多いことが明らかになりました。

次に、最終的に合宿先を決定したのはどなたかを伺いました。

「最終的な合宿先の選定は、どなたが行いましたか？（複数回答可）」と質問したところ、『自分自身（71.6％）』と回答した方が最も多く、次いで『両親（19.7％）』『一緒に参加する友人など（14.5％）』『兄弟姉妹（9.8％）』『上司や教師など（1.4％）』と続きました。

7割以上の方が自分で合宿先を決定したと回答しています。 合宿先選定のポイントについて詳しく聞いてみました。

■合宿免許を選ぶ際のポイントとは？ ・いかに短期間で高度な技術、知識を得られるか（10代／女性／東京都） ・値段より教官や施設を重視。口コミや掲示板は必ず読むべき。指名サービスがあるかどうか（10代／女性／香川県） ・合宿の場合、食事や部屋も大事だと思う。 特典なども違うので、ネットや口コミで調べるのが重要だと思う（30代／女性／埼玉県） ・友達と同じ部屋に泊まれて、他の子と一緒にならないこと（30代／女性／神奈川県）

スケジュールや料金だけでなく、環境や食事など、総合的に判断して合宿先を決めることが大切なようです。 事前リサーチをしっかり行うかどうかで、合宿免許で起こりえるトラブルやストレスが大きく異なると言えるのではないでしょうか。